Popular Mechanics [US] December 2011 [★軍事]
Popular Mechanics [US] December 2011 (単号)
- 作者:
- 出版社/メーカー: Hearst
- 発売日: 2011/11/15
- メディア: 雑誌
航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)にF35ライトニングⅡが決まった。
まあ、現代の日本の置かれた状況からして性能面で最新のものを選択するのはやむを得ない。
ただ、技術というものは常に先を考えてやっていかないと抜かされてしまいますので、既にその先まで考えていないといけない。
米軍は、F35ライトニングⅡの先まで考えて、実験しています。
現在、アメリカの航空母艦に搭載している主力戦闘攻撃機は、F/A-18F/E スーパーホーネット(Fは単座、Eは複座)です。
何か事があったら、その近くに空母を派遣し、そこから発進したF/A-18F/E で爆撃したりしています。
そして、F/A-18F/Eの次に、F35ライトニングⅡC型(Cは空母艦載機タイプ)が中心になっていきます。
ただ、かなり同時進行で X-47B 等の試験も行われています。
なんと、無人の空母艦載機です。
(ウィキペディアより)
今、既に無人機は、アフガニスタンなどで偵察や爆撃に使用されています。
最近、イランにアメリカの無人偵察機RQ-170 などが捕獲されたりもしています。
ただちょっと、運用の難しい空母艦載の戦闘攻撃機を無人にしてしまうという発想には驚くべきものがあります。
来年、2013年には、実際の空母からの発進、着艦のテストを行う、という事です。
何と言うかなあ、こういった大胆な発想が今の日本からは失われているよねえ。
全く新しい発想を政府が予算を出して、やらせてしまうという事も凄い事だよなあ。
日本ではステルス戦闘機の開発程度でも止まっている様な感じだからなあ。
新しいアイデアこそ、政府が協力して新産業を開拓していくぐらいでないとね。
インターネットの技術も、GPSにしても、アメリカの軍事研究から出ている様なところがあるからねえ。
国自体にチャレンジ精神があるかどうかだ。
タグ:X-47B