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アランの語る幸福論 [幸福の科学大学]


アランの語る幸福論 (幸福の科学大学シリーズ)

アランの語る幸福論 (幸福の科学大学シリーズ)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2014/08/27
  • メディア: 単行本



人間には、幸福になる「義務」がある。
人間の幸福を、精神性だけではなく科学的観点からも説き明かしたアラン。

「ピンの発見」「捨てる幸福」「ウィットの精神」「自己客観視」――
複雑な現代に生きる私たちが、さまざまな悩みを解決し、幸せになるための秘訣を語る。

まえがき
1 哲学者・アランに「幸福論のあり方」を訊く
2 現代的な哲学のあり方を探究した『幸福論』
3 幸福を増すためのアラン的考え方
4 アランの「現在」と「過去」

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幸福論シリーズの続きです。
『アランの語る幸福論』は、幸福論シリーズ④です。(順不同)

アランと言っても、自分は本持ってませんし、たぶん読んでないかな?
岩波では、以下の様な本が出ています。

幸福論 (岩波文庫)

幸福論 (岩波文庫)

  • 作者: アラン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1998/01/16
  • メディア: 文庫


ヒルティよりは、ちょいと俗っぽいようで、ただその分、一般大衆向けと言えばそうかもしれない。

アランとはいかなる人物か?
正式名は、エミール=オーギュスト・シャルティエ (Emile-Auguste Chartier、1868年3月3日 - 1951年6月2日)で、フランスの人です。アランはペンネームのようです。
ノルマンディー地方出身。

基本的には高校の先生だったんだけど、いろいろ著作していたので哲学者、評論家、モラリストとして名を残す事ができた。

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アランの弟子で同国出身の小説家、評論家であるアンドレ・モーロワは1949年にアランの伝記や教えをまとめた『アラン(Alain)』の中で、アランを「現代のソクラテス」と評している。 
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とウィキペディアには書かれていますが、あながち、ソクラテスの次に取り上げたのも意味があったかも。
ただ、ソクラテスのような霊能者でもなく、ヒルティのように神学的でもないみたい。
46歳で志願して第一次大戦に参加したことは、ちと義務感の強いところはある。

まあ教訓として取り上げるべきところは、高尚な幸福の法則だけでなく、身近で単純なところにも幸福のタネ、きっかけはあるということか。
例えて言えば、「虫歯で歯が痛かったら、歯医者に行って虫歯を治療せよ」といった感じかな。
これは原因がすぐわかることで、ちょっとあたり前過ぎるか。

アランが取り上げているのは、暴れ馬の例え。
何故、暴れるのかずっと分からんかったのが、実は馬の自分の影に怯えていただけだった、ということ。
影を見せなくしたら暴れなくなった。

高度な悟りも大事だけど、実は幸福への一歩が単純なところにある、ということも考慮すべし。
要するに幸福論にも幅があるということ。

当然、この本は、アランさんの霊言なので、生きていた時の総まとめ的な考えになっているでしょうから、多くの人に参考になるでしょう。

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