SSブログ

いま、宗教に何が可能か [★仏法真理]


いま、宗教に何が可能か (OR books)

いま、宗教に何が可能か (OR books)

  • 作者: 大川 隆法×大川 裕太
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2015/10/14
  • メディア: 単行本



現代の諸問題を読み解くカギ

安保法制、マイナンバー制度、消費税10%、中国の軍事拡張、不透明な世界経済の動向――
日本と世界が直面する難問に、宗教はどんな答えをだせるのか。

発展・繁栄の思想から「未来」が見えてくる!
従来の宗教の枠組みを超えた現在進行形の教養宗教の魅力を、さまざまな角度から語りあう親子対談。

まえがき
1 固有名詞として定着してきた「幸福の科学」
2 「宗教」と「教養」の関係を考える
3 意外に霊的な考え方をする日本人
4 「信仰」と「経済繁栄」を両立させる幸福の科学
5 いま求められる「新たな経済学」とは
6 “お上”への批判精神はどうあるべきか
7 国際社会に「正義」を発信する宗教の役割
8 宗教が教える本当の「自己実現」
9 教育にも宗教的な正邪が必要
あとがき
ーーーーーーーーーーーーー

言い方に注意しなくてはいけないが、
今、世の中にある宗教と、幸福の科学は、差がありすぎる感じはする。

まず、「知」という事に関して、相当な開きがある。
もちろん、この世的な知と、あの世的な知の両方においてだ。

基本的に、今までの宗教の感覚だと、ある程度、あの世的な知には秀でているが、この世的な知には疎い、というものが多かったと思う。
あの世的な知に秀でていると言っても、あの世の世界や神や天使などについて、特に明確にわかるものはなく、聖書、仏典、コーランを読み、そこから類推するぐらいしかできないだろう。
そして、普通、政治論、経済政策、経営論、国際情勢、科学、未来産業、等について、宗教側から何か明確に言える事は少ない。
おそらく、関心も不足しているし、勉強もしていないのだと思う。
分野が違うと言われればそれまでだが、本来、宗教の使命は、人類全般の幸福である。
あの世での幸福だけで満足するでなく、この世での幸福も、どしどし推進しないといかんと思う。

やっぱ、基本的に、勉強していかなくては、この世的な知も、あの世的な知も深める事はできないし、「正しい方向はこっちだ」と、示す事はできないと思う。
しかしまあ、立花隆氏みたいに、いくら勉強しても、人類の向かうべき方途が見えない人もいるもんで、それはそれで困った問題ではある。

まあちょっと、この本は、他宗の人々や、左翼系の人々も読んでもらいたいと思う。
人々を導く、生き方に影響を与える、という立場に立つという事は、本当に、単なる好き嫌いで勉強したり、しなかったりするのではなく、こつこつと勉強を続け、関心の幅を広げ、総合的に結論を導くスタンスを取る必要がある、という事だと思うのだよね。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: