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軍事研究 2012年 03月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2012年 03月号 [雑誌]

軍事研究 2012年 03月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2012/02/10
  • メディア: 雑誌



新連載カラー図説:『合衆国海兵隊マリーンズ』(1) 『合衆国海兵隊』の創設:第2の陸軍ではない!
ポイントは「ステルス」ではない! F-35AがF-Xに選ばれた理由
F-35を凌ぐ「I3FIGHTER」 防衛省が目指す第6世代型ステルス戦闘機
その機能と底力を目撃する 在沖縄海兵隊による民生支援と民間交流
現地取材:PHIBLEX2012 突入!アメリカ&フィリピン海兵隊共同訓練
日本経済に致死的な打撃 欧米vsイラン! ホルムズ海峡波高し
三代目金正恩の権力構造 金正日急死! 金正恩体制誕生!!
など。

今回、F-4ファントムの後継機種としてF-35が採用されたわけだけど、F-4 に関しては1966年(昭和41年)に第2次F-XによりF-86Fの後継機種として選定されたわけで、それももう40年以上昔の話になります。
まあこれは、F-4 という機体が、近代化改修を行える余地があったからで、ギリギリの余裕の無い機体であったならば、それだけの期間、使用され続ける事は無かったでしょう。
F-15にも同じ事が言えるが。
ちょっとそういった点に関しては「F-35はどうだろうか?」という気はしないでもない。
しかしまあ、中国が最新兵器にて固めようとしている現状にあっては、F-35 の最新性能は捨て難いものがあります。
その様な感じで、F-35 の選択は正しいのではないかと思います。

やはり国を守るための武器とか兵器というものは、自転車と同じで、常に漕いでいないと倒れてしまうものである事も事実。
そういった意味では、その国の総合力が問われる鏡でもある。
経済力に始まって、科学技術力から、生産能力、運用能力、アイデア、経済的パフォーマンス(コスト)、政治力などなど、常に最善のものを追求していかないといけないものではある。

現在、第5世代戦闘機の開発が、こういったF-35などに続いて、ロシア、中国などでも続けられているが、日本としても遅れをとってはいかんのは当然の事だ。
というか、ロシアや中国以上のものを製造する能力を、日本は十分に持っている。
この本にも書いてあるが、
次世代戦闘機を構成する7つのキーワードとして、
1 統合火器管制技術
2 UAV(無人機)、早期警戒機(AWACS)との連携能力
3 レーザー兵器
4 光ファイバーによる配線
5 ステルス技術
6 次世代レーダー、センサー
7 次世代エンジン
などが挙げられているが、7 のエンジン以外、どう考えてみても日本の技術力の方が上を行っているものばかりだと思う。
ちゃんと政治がコントロールしていけば、日本としての最高の能力を発揮できるものであるのだ。
1年先から50年先まで考えて政府はやらねばならんのです。
中国は馬鹿みたいに軍事産業を活性化させている事ですし。

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あと、ホルムズ海峡等で、欧米とイランが激突した時の対策も日本は必要です。
最悪の事態では日本への原油の80%が入らなくなる。
備蓄の石油も無くなったら、当然、原発は再稼働させねばなりませんし、今までとは打って変わってフル稼働状態に持っていかなければならなくなります。
そういった事態を想定しておくのも政府の役目でしょう。
今、原発に反対してデモ起こしているような人は、どうかソーラーパネルとか風力発電にて生活してもらう事を望みます。


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