SSブログ

悲劇としての宗教学―日本人の宗教不信の源流を探る [仏法真理(霊言-宗教、哲学)]


悲劇としての宗教学―日本人の宗教不信の源流を探る

悲劇としての宗教学―日本人の宗教不信の源流を探る

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2012/02/23
  • メディア: 単行本



『天照大神のお怒りについて』で、天照大神様が語られている。
今の日本は、世界最低の信仰心の国であると。(p84)
---------------

うーむ、厳しいお言葉だが、しかし、昔から日本人の信仰心が低かったわけではないはずです。
日本は、全国津々浦々、どこにでも神社やお寺が無数に有り、大仏やお地蔵さんなども古いものがいっぱい存在している。
また、お正月には大変な数の人が初詣をし、お盆の風習は残っていますし、キリスト教のクリスマスも大変盛り上がる。
もともと相当、信仰心が高い国民であったのは間違いありません。
宗教学者も、無神論の人々も、それは認めるでしょう。

ただ、現在の日本人の信仰心は、確かに低いと言われても仕方が無いだろう。
初詣とか、神社の祈願なども、本当の意味で神仏を信じてやっているかというと、難しいものがあるでしょうね。
信仰というよりも伝統行事みたいなものじゃないですかね。
教育でも宗教教育など公立学校ではやらんだろうし、日教組の悪影響も長く続いてしまった。
残念ながら、全体的にかなり信仰心が低下しているのは事実でしょう。
そういった点で、宗教に対して非常に無知になり、善悪の判断が全然出来ない状態になってしまっていますね。

この本の霊言では、日本人が宗教に対していびつな見方をし始めた源流の部分を探る目的で行われたものです。
元東大の宗教学教授で岸本英夫という人がいるのですが、戦後、かなりの影響力を持ちやっていた様です。
そして、その人の霊言を行ったわけです。

その結果は、まあひどいものですね。
根本的に、宗教とか、あの世とかを信じていない人が宗教学の教授などになり、学界やマスコミ等に影響を与えていたわけです。
こういった事に気がつかねばいかんですね。
そりゃ、無神論、唯物論の人が宗教学者などになれば、宗教は素朴な騙されやすい人がやるものだ、なんて事になってしまうでしょう。
マスコミも、よくわからないものだからアドバイザーとして学者の意見を聞いてしまう。
日本における、戦後、左翼思想の害悪は、相当なものであったという事実を、我々はここで再認識して、宗教的な知識だとか、信仰心とかを取り戻さないといけないと、本当に思いますね。
根本の部分から再考していかないとイカン。

---------------------

そして、歴史観なども健全なものに戻さないといけないでしょう。
日本軍や日本人は悪かっただとか、いつまでも中国や韓国のプロパガンダに踊らされ続けては駄目だよね。
子供たちも、そんな罪悪史観の教育を受け続けていたら、どこかで心が曲がってしまう可能性も高いですよ。

大東亜戦争について、日本が一方的に間違っていた、などといった考えは全然フェアな見方ではありません。
では、中国の人々、朝鮮半島の人々、アメリカ、欧州の人々が、どこまで正しかったと言えるでしょうか?
中国は1937年(昭和12年)通州事件で日本人を虐殺しているが、それについて中国は日本に謝ったのでしょうか?
かつ、共産党政権になってから、一体何千万の自国の人々を粛清した事か。
アメリカも、日本の一般市民を何十万人と爆撃で虐殺しておりながら、日本に謝ったわけではないですよね。
欧州も、一時は、日本以外のほとんどのアジア・アフリカ諸国を植民地にして、一方的に利益を得ていて、それを後で謝ったでしょうか?

そうです。
日本だけが特別悪かったなんて事では全然無いのです。
そんなの常識で考えても当たり前でしょう。
というか、日本が戦った事で、アジア・アフリカが、戦後、怒涛の如く、植民地支配から解放され、独立していったわけです。
これがノーマルな歴史観です。
特に右翼的な思想でも何でもありません。
いつまでも中国や韓国の日本罪悪史観に騙され続けては、もう絶対にいけません。
国家ぐるみで嘘をついたり、人を騙したりする事も、大変な悪です。
悪に屈しては断じてイカンでしょう。

日本人は、戦後の宗教観、歴史観を正しいものに戻さねばならないのです。
タグ:岸本英夫

共通テーマ: