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黒い同盟 米国、サウジアラビア、イスラエル: 「反イラン枢軸」の暗部 [★世界各国事情]


黒い同盟 米国、サウジアラビア、イスラエル: 「反イラン枢軸」の暗部 (平凡社新書)

黒い同盟 米国、サウジアラビア、イスラエル: 「反イラン枢軸」の暗部 (平凡社新書)

  • 作者: 宮田 律
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2019/09/17
  • メディア: 新書



目次
第1章 サウジ人記者殺害事件から露呈した闇
第2章 米国、サウジの特殊関係はいつから始まったか
第3章 過激派を生んだ同盟関係
第4章 九・一一をめぐる奇妙な関係
第5章 「自由と民主主義」に反する同盟
第6章 反イラン枢軸―米国、サウジ、イスラエルの非神聖同盟
第7章 戦争を望む同盟

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2001年の9・11の実行犯19人のうち15人は、サウジアラビア人であった。
ただ、9・11の後、アメリカが攻撃したのはイラクであった。

普通に考えればアメリカが攻撃するのはサウジアラビアではないのか?と思うのだが実際そうならず、よくわからない関係だ。
そして、今、アメリカとイスラエルとサウジアラビアは、けっこう連携しているところがある。
いろいろと複雑な関係であると思う。

うーむ、純粋な友好関係というよりかは「反イラン」という事で連携しているか。
それから、政治的思惑、お金の関係、軍事的思惑、そうしたものが複雑に関係している感じがする。

正直、サウジアラビアもイスラエルも、ちょっと他国に対して見る目が偏り過ぎていないだろうか?
そしてアメリカも、正義が偏っていないだろうか?

自分は今まで、北朝鮮と中国の政治体制の問題を多く取り上げて来たが、それは日本に直接関係していたがゆえの事で、中東、イランの方にも段々と目が向いてきた感じです。
まあ、もちろん主エルカンターレの意識がそちらに向いて来ているからでもあります。
「世界から希望が消えたなら。」でも、内容は、対立する宗教間の争いの解決に話は行っています。

どうもサウジアラビアという国が、イスラムでありながら親米であり、かつ、内部に反米を宿し、王政がゆえに民主主義のイランを警戒し、反イランという事で、イスラエルとも親しくなりつつある?
そしてその資金がテロの活性化にもつながっているのではないか?
何とかこの地域にも、人々の平和と幸福の樹立する必要がある。

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