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閑さや 岩に染み入る蝉の声 [その他]

閑さや 岩に染み入る蝉の声
(松尾芭蕉)

いやー、夏はセミだね。
といっても、もう段々と静かになっていくけどね。
朝、マンションの階段を降りて行く時、死んでしまったセミが転がっていたり、夜、ベランダの窓に息絶え絶えのセミが突進してきたりしています。

ちょっと今、ベランダにいた、かろうじて息のあるセミを、世界伝道型御本尊の前に持って来た。
もう、鳴く気力も無いが、じっと光のエネルギーを補充している様だ。
セミとて命ある生き物、仏の光を感じる事もあろう。

セミの一生も不思議だね。
何年も地中の中で過ごして、人生の最後の一ヶ月くらい、空を飛び、大声で人生の総決算の歌を歌う。
人間の転生輪廻を象徴しているのではないかと思います。
そう、我々の人生とて、そう長いわけではありません。
空を飛べる時には飛び、大声で歌える時には歌う様に、
仏法真理を学べる時に学び、伝えられる時に伝えるのが良いと思う。

エルカンターレと同時代に生きられる事は、もう無いのだからね。


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