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決断できない日本 [本(日本の政治)]


決断できない日本 (文春新書)

決断できない日本 (文春新書)

  • 作者: ケビン・メア
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/08/18
  • メディア: 新書



第1章 トモダチ作戦の舞台裏
第2章 嵌められた「ゆすりの名人」報道
第3章 横紙破りの外交官として
第4章 アメリカは日本を手放さない
第5章 沖縄「反基地」政治家との戦い
第6章 日米同盟の内幕
第7章 七転び八起きでいいじゃないか

いや、この本を一冊読むだけでケビン・メアさんという人物が、どういった人物かよくわかります。
嘘をつく様な人ではありませんね。
日本政府には、何とか名誉挽回の道を考えてもらいたいものです。
はっきり言って、この様な人がアメリカにまだ存在するから、日米同盟も何とか維持できているのかもしれません。
特に、ケビンさんは、日本防衛に対する考えは、非常にしっかりしてます。
沖縄は中国、北朝鮮に対する本当に重要な防衛拠点であり、ここに米軍の戦力が集中しているのは、本当に日本のためであり、極東の平和を維持するためですね。
また、「トモダチ作戦」に対しても、私自身、非常に感謝しています。

逆に、共同通信の記者と、沖縄を中心とした左翼勢力の狡賢さには同じ日本人としてホトホト呆れてしまいます。
「何たる卑怯な人々か」てな感じですね。
もう、反米軍左翼は国家として何とかすべきではないでしょうか。
本当に、日本を危機に陥れていますからね。
軍隊を無くせば平和になるとか、ホント馬鹿ですね。
特に今の、日本の近隣諸国を見て、そう考えているならば、何か事が起こったら、まっ先に武器を持って最前線で戦うと「宣誓」してもらいたいですね。

まあ、amazonの本 の ベストセラーで、今現在13位にランクインされているので、かなり売れている様です。
日本の政治家も言論人も、(国民も、)読んで反省せにゃいけない内容が盛りだくさんです。

もう、日本は政治家も官僚も、責任を取らない人達ばかり多くなり過ぎましたかね。
自分の過失を恐れ、隠蔽するとか、責任をなすりつけるだとか、情けないです、ホント。
結局のところ、平和ボケとか危機感の喪失が行き過ぎましたよね。
それだから、地位の乱用とか、権力乱用、エリート主義の行き過ぎ、型式主義、軍事への無関心、貧しさの平等、そういったものが主流になっている。

「決断できない日本」とは、本当に客観的な日本の姿だと思います。
多くの日本人が読んで、制度やしくみの改革だけでなく、「人としてそれでいいのか?」といった改革の機運が盛り上がる事を望みます。


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